いつもご利用ありがとうございます。
P.I.G.スタジオ松浦です。
今回は無人化について皆様にお伝えしたいことがあり、ブログを書きました。
無人化にあたり、9月からドタバタで進めてしまったので、なぜ今なのかというご説明が足りなかったと反省しております。
理由はいくつかありますので、何回かに分けて更新していきます。
長文ですが、ぜひご一読ください。
まず
人件費を削減するのが目的ではありません。
人件費は必要経費です。
僕が削りたいのは「無駄な時間」です。
スタジオに無ければならないのは何かと考えると、僕の答えは「人」と「機材」です。
機材は言うまでもありませんが、人というのは、スタジオを利用してくれるお客様、スタッフ、経営者です。
無人化と思い切り矛盾しますが、
何が必要かと言われたら「人」と「機材」としか答えようがありません。
ちなみにですが、「人」には、会って言葉を交わしても印象に残らない人もいます、逆に椅子に座ってジッとしてるだけでも印象に残る人もいます。
うちの修豚さん(夜にいるメガネでボウズのおじさん)みたいな人ですね 笑
僕はどちらかといえば、前者のタイプで、掴みどころがなく何を考えてるかイマイチ分からない人。って印象を持つ方が多いと思います。
(見た目もデケェし金髪だし、刺青だらけで無駄にマッチョだしボソボソ喋るし、初対面だったら確実に避けたいタイプの人です)
でも、ある日スタジオに行った時に
ドラムのヘッドが張り替えられていてピカピカになっていたら、
「おっ、まっちゃん(金髪)やったな」
と、僕が頭に浮かぶと思います。
P.I.G.は本当にお客様に恵まれています。
気持ちを受け取ってくれるお客様ばかりです。
例のように作業に痕跡を残してお客さんに関わっていく、それでお客さんに喜んでもらうというやり方でもスタジオスタッフの僕としての気持ちが伝わると思っています。
もちろん皆さんにお会いしたいので店には立ちますが、
うちはスタッフにも恵まれていて、
みんな僕よりお客様の対応が上手なんですね。
めちゃくちゃいい子たちです。
なので、店番にはあまり向いていない僕があたふたしながら店に立つより、彼らも僕も適材適所で仕事をする事で円滑に対応し、些細ではありますが、お客様もお店も無駄な時間を減らすことができます。
これはあくまで例ですが
削りたい無駄な時間とはこういうことです。
無人化というと、とても冷たい印象を持たれると思いますが、もちろんそれも分かってます。ですが、ただただ儲けを出すために機械任せにするという訳ではありません。
僕はバンドとスタジオの関係性の大事さは誰よりも分かっているつもりです。
特にP.I.G.スタジオに関しては日本一です。
大事なポイントがどこか分かっているつもりです。
ですので、今は、今後、無人対応に変わったとしても何も不都合がないように、お客様と話し合いながらP.I.G.スタジオを作り上げていく。という段階に入っています。
口で綺麗事を並べるのではなく、お客様がスタジオに入った時に「おっ、なんかいいな」と、思ってもらえるのが理想です。
そのために必要なことを粛々と進めています。
お手間をかけることも多く申し訳ありませんが、
今後ともよろしくお願いいたします。
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ですが、まだまだ続きます。
ちなみにですが、まだ深夜以外は無人にはしていません。
すべてのお客様が安心して利用できるようになるまで、スタッフ常駐でスタジオを営業しますので、ご安心ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
松浦